質問主意書

第171回国会(常会)

答弁書


答弁書第九号

内閣参質一七一第九号
  平成二十一年一月二十七日
内閣総理大臣 麻生 太郎   


       参議院議長 江田 五月 殿

参議院議員喜納昌吉君提出日本の対テロ戦争支援に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員喜納昌吉君提出日本の対テロ戦争支援に関する質問に対する答弁書

一から三までについて

 御指摘の「対テロ戦争」が具体的に何を指すのか必ずしも明らかでないが、米国等によるイラクに対する武力の行使への我が国の支持は、飽くまで累次の関連する国際連合安全保障理事会の決議及び国際連合監視検証査察委員会等の査察報告等に基づいて自主的に判断したものであり、その判断は正しかったと考える。なお、御指摘のブッシュ米国大統領(当時)の発言は、イラクの大量破壊兵器に関する米国政府自らの情報に結果として誤りがあったことについて述べたものと認識しており、また、御指摘のミリバンド英国外相の寄稿は、「War on Terror」という概念が誤解を招くものであるとの趣旨であったと承知している。