質問主意書

第169回国会(常会)

質問主意書


質問第一五号

政府における情報システムの活用を通じた事務の効率化・サービスの高度化に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  平成二十年一月三十一日

藤末 健三   


       参議院議長 江田 五月 殿



   政府における情報システムの活用を通じた事務の効率化・サービスの高度化に関する質問主意書

 私は、「政府における情報システムの活用を通じた事務の効率化・サービスの高度化に関する質問主意書」(第一六八回国会質問第八一号)に対する答弁書(以下「前回答弁書」という。)を受領した。
 前回答弁書を踏まえ、以下質問する。

一 前回答弁書において、必要に応じて最適化計画の改定を行うこととしているとしているが、改定の実績はあるのか。具体的に示されたい。
 また、情報化統括責任者(CIO)連絡会議における指摘などは適切に公開されているのか、また、改定に反映されているのか、明らかにされたい。

二 各地方公共団体の情報システムについては、情報システムの活用による効率化に伴い人件費の圧縮が図られ、地方公共団体の財政改善を進める上で重要であると考えるが、地域情報プラットホーム(地方公共団体の行政サービスを中核とした高付加価値サービスの提供を支える情報基盤)での整理だけでなく、中央政府がイニシアティブをとりSaaS(サーズ)やASP(アプリケーションサービスプロバイダ)などを開発して提供することも検討すべきではないか。またその際、海外で普及しているSaaSやASPのシステムの導入なども検討すべきではないかと思うが、政府の認識を示されたい。

  右質問する。