質問主意書

第155回国会(臨時会)

答弁書


答弁書第六号

内閣参質一五五第六号
  平成十五年二月四日
内閣総理大臣 小泉 純一郎   


       参議院議長 倉田 寛之 殿

参議院議員中村敦夫君提出過剰水源開発問題に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員中村敦夫君提出過剰水源開発問題に関する質問に対する答弁書

一から三までについて

 お尋ねの水道施設、工業用水道施設及び農業用水施設の取水能力及び給水能力については、平成十四年三月三十一日現在の状況(以下「現況」という。)を調査した限りでは、それぞれ別表第一から別表第三までのとおりである。

四について

 長良川河口堰に関するお尋ねの事項については、現況を調査した限りでは、別表第四のとおりである。

五について

 水源確保のために、既存の水資源の有効利用を行うことは有効な対策であると認識しており、これまでも、例えば、地域の実情に応じ、関係者の相互の理解と合意に基づき用途をまたがった水の転用が行われている。また、既存施設による水供給が十分でない地域にあっては、水源を確保するための施設の整備も必要であると認識している。

六について

 建設中のダムについては、「国土交通省所管公共事業の再評価実施要領」(平成十三年七月六日付け国土交通事務次官通達)により設置することとされている事業評価監視委員会等の第三者機関での審議を通じて事業の再評価等を行い、社会経済情勢の変化等に応じて必要な見直しを行ってきたところであるが、今後とも、平成十四年四月一日から施行された行政機関が行う政策の評価に関する法律(平成十三年法律第八十六号)第六条第一項に規定する基本計画等にのっとって必要な評価を行い、見直すべき事業は見直し、継続すべき事業は着実に実施してまいりたい。

別表第一 水道施設の取水能力及び給水能力(1/3)

別表第一 水道施設の取水能力及び給水能力(2/3)

別表第一 水道施設の取水能力及び給水能力(3/3)

別表第二 工業用水道施設の取水能力及び給水能力

別表第三 農業用水施設の取水能力及び給水能力(1/2)

別表第三 農業用水施設の取水能力及び給水能力(2/2)

別表第四