質問主意書

第120回国会(常会)

答弁書


答弁書第二一号

内閣参質一二〇第二一号

  平成三年三月二十九日

内閣総理大臣 海部 俊樹   


       参議院議長 土屋 義彦 殿

参議院議員翫正敏君提出九一~九五年度中期防衛力整備計画と防衛諸計画との関連に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


   参議院議員翫正敏君提出九一~九五年度中期防衛力整備計画と防衛諸計画との関連に関する質問に対する答弁書

一から三までについて

 中期防衛力整備計画(平成三年度~平成七年度)(平成二年十二月二十日閣議決定。以下「計画」という。)の策定に当たっては、安全保障会議において各般の審議が行われたところであるが、御指摘の見積りは、同会議の審議における防衛庁の説明等の資としたところである。
 統合中期防衛見積りは、平成元年度に作成し、平成二年度に見直しを行っており、統合長期防衛見積りは、昭和六十二年度に作成したところである。

四について

 御指摘の「たたき台となる計画の原案」の意味が必ずしも明らかではないが、平成三年度以降の防衛力整備についての安全保障会議における審議を踏まえ、内閣総理大臣が計画について同会議に諮問したものである。

五について

 政府は、中期防衛力整備計画(昭和六十年九月十八日閣議決定)と同様、適切な文民統制の充実を一層図る観点等から、計画を策定したものである。