質問主意書

第107回国会(臨時会)

答弁書


答弁書第五号

内閣参質一〇七第五号

  昭和六十一年十月二十四日

内閣総理大臣 中曽根 康弘   


       参議院議長 藤田 正明 殿

参議院議員木本平八郎君提出知床の国有林における自然保護等に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


   参議院議員木本平八郎君提出知床の国有林における自然保護等に関する質問に対する答弁書

一について

 御指摘の知床国有林の伐採については、健全で活力ある森林の維持造成及び木材資源の有効利用とそれによる地域振興への寄与等を図るため、自然環境の保全にも十分配慮しつつ計画したものであり、その実施に当たつては、今後とも、関係者の理解を得るよう努めてまいりたい。

二について

 池子米軍家族住宅の建設については、横須賀地区における米軍家族住宅の不足を緩和するため、立地、環境等あらゆる面から検討し、決定したものである。
 その実施に当たつては、今後とも、環境保全に十分配慮するとともに、地元の理解を得るよう努めてまいりたい。

三について

 毎会計年度の予算を作成する過程において、自然環境の保全にも十分配慮しつつ、経費の適正な配分に努めているところである。