質問主意書

第102回国会(常会)

答弁書


答弁書第五七号

内閣参質一〇二第五七号

  昭和六十年七月十二日

内閣総理大臣 中曽根 康弘   


       参議院議長 木村 睦男 殿

参議院議員黒柳明君提出「シーレーンの安全保障」についてのソ連の対日交渉提案に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


   参議院議員黒柳明君提出「シーレーンの安全保障」についてのソ連の対日交渉提案に関する質問に対する答弁書

一から三までについて

 日ソ間に真の信頼関係を確立するためには、我が国の固有の領土である北方領土を不法占拠し、そこで軍備増強を行つているソ連の行動が是正されることが最も重要であると考える。
 政府としては、今後とも、ソ連との対話・交流を維持・強化することにより、相互理解を深め、領土問題を始めとする日ソ間の諸懸案の解決に向けて努力する所存である。
 なお、御指摘のソ連側提案は、真剣な検討に値するものであるとは考えにくい。