質問主意書

第80回国会(常会)

答弁書


答弁書第二二号

内閣参質八〇第二二号

  昭和五十二年五月三十一日

内閣総理大臣 福田 赳夫   


       参議院議長 河野 謙三 殿

参議院議員加藤進君提出陸上幕僚監部第二部別室・美保通信所(鳥取県境港市)の拡張に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。


   参議院議員加藤進君提出陸上幕僚監部第二部別室・美保通信所(鳥取県境港市)の拡張に関する質問に対する答弁書

一及び二について

 美保通信所の整備工事は、アンテナ等の施設が旧式かつ老朽化したので、これを更新、近代化するものであり、陸上幕僚監部第二部別室の通信所を美保通信所及び東千歳通信所の二か所に整理統合して、他の通信所を廃止する計画は、現在のところない。
 アンテナ施設は、高さ約三十六メートルの鉄塔が半径約七十五メートルの円周上に並ぶ円形となるが、受信能力については、この種業務の性格上明らかにすることはできない。
 なお、防衛庁としては、昭和五十三年度以降の計画も含めて工事費を約十四億円と見込んでいる。また、工事費以外の通信器材購入費も併せた五十二年度までの経費は約二十七億円である。

三について

 昭和五十一年度末定員は、約七十名(陸約二十名、海約二十名、空約三十名)である。

四について

 本道路の廃止については、未定である。