第6回国会(臨時会)
質問第二四号 未利用資源「あぶらちやん」調査に関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。 昭和二十四年十一月二十一日 星野 芳樹 参議院議長 佐藤 尚武 殿未利用資源「あぶらちやん」調査に関する質問主意書 東北、北関東、北陸、中部地方等の高冷地標高七百米以上の山地に自然生する樟科植物「あぶらちやん」の果実は優良油脂及びカプリン酸等の成分を含有している。又新潟県南魚沼郡において集めてみたところ一万八千貫を得たという。 一 政府はこの未利用資源「あぶらちやん」の利用を組織的に計画をしているか。 二 「あぶらちやん」の成分の分析研究を行つたか。 三 「あぶらちやん」の全国分布状態を調査しているか。 右三点について回答を求める。 |