第5回国会(特別会)
答弁書第五十九号 内閣参甲第五七号 昭和二十四年四月二十日 内閣総理大臣 吉田 茂 参議院議長 松平 恒雄 殿 参議院議員小川友三君提出進駐軍用労働者待遇の一部に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員小川友三君提出進駐軍用労働者待遇の一部に関する質問に対する答弁書 生活物資の配分に当つては、国内の産業構造、作業強度等を各視角から勘案検討し、各産業種間の均衡を考慮しつつ決定せられているので、国内供給力の増加を見ない限り現在の配給基準量を増加することは困難である。供給力の増加については目下極力努力中であるが、現在の見透しでは供給力の飛躍的増大を期待することは困難なものと思われる。 |