第2回国会(常会)
答弁書第百三十三号 内閣参甲第一四五号 昭和二十三年七月五日 内閣総理大臣 芦田 均 参議院議長 松平 恒雄 殿 参議院議員小川友三君提出国家財政と闇菓子に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員小川友三君提出国家財政と闇菓子に関する質問に対する答弁書 菓子類を専売にすることは国家財政上有意義であることは御意見の通りで先般栄養菓子の専売制も考慮した次第であるが原料である穀類砂糖等は主食として配給せられ殊に菓子製造上不可欠の原料である砂糖は連合軍より供給を受けている実情であり菓子類の専売制を実現することは現下の食糧事情の下では困難であると考える。 |