質問主意書

第2回国会(常会)

答弁書


答弁書第百二十一号

内閣参甲第一二四号
  昭和二十三年六月三日

内閣総理大臣 芦田 均      


       参議院議長 松平 恒雄 殿

参議院議員北條秀一君提出答弁書及び請願に関する報告等についての質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員北條秀一君提出答弁書及び請願に関する報告等についての質問に対する答弁書

一、質問に対する内閣総理大臣の答弁書は、質問の事項の関係庁で立案し、もし数庁に亘る事項ならば関係各庁それぞれ案を持寄り協議のうえ立案して、これを閣議に附し、その決定によつて提出致しておるのであります。
 答弁書第九十五号第五項についても右と同様であつて政府の責任ある答弁と御了解願いたい。

二、請願については、第一回国会以来内閣において送付を受けた件数は約千三百件の多きに昇つておりますが、これらはそれぞれ関係の各省各庁に送付し、順次その処理案を内閣に提出してこれを閣議に附し、その決定により、処理の要領を簡略に分類整理して取りまとめ国会に報告するよう措置しております。なお第一回国会において採択せられた分については本年十二月召集の常会に報告する考えであります。

三、過般来国費を支弁している政府職員で、いわゆる組合事務専従者と考えられるものの員数等の調査を始め、大体調査はできております。調査の結果は必要に応じて国会に報告する考えであります。