質問第百四十号
一千円、一万円紙幣発行に関する質問主意書
右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。
昭和二十三年六月十六日
小川 友三
参議院議長 松平 恒雄 殿
一千円、一万円紙幣発行に関する質問主意書
現在の人手不足で能率を上げべき時代に百円紙幣が最高では銀行にても郵便局にても計算に時間を要し最も非能率である。又、スリ横行時代に、五万円もあれば直にスリ連中に発見され、取られてしまう、能率の点と、犯罪防止の点と紙の倹約の点にて一千円と一万円の紙幣を発行すべきであるが政府の御処見を問う。
右質問に対し御答弁を求む。
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