第2回国会(常会)
質問第七十五号 全国河川砂防工事に関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。 昭和二十三年四月十五日 小川 友三 参議院議長 松平 恒雄 殿全国河川砂防工事に関する質問主意書 一、雨水愈々多からんとする夏を前に昨年の水害以来全国河川の砂防工事は、予定より進行しておらないが政府の全国砂防工事への予算及現在の動員人数及進行状況の処見を問う。 二、河川工事は国力に正比するもので四等国に転落せる日本国は今後毎年水害で苦しむ見込が本年も、事実により示さるる気もするが河川工事はせめて二等国ぐらいの努力すべきであるが政府の処見を問う。 右質問に対し速かなる答弁を要求する。 |