質問主意書

第2回国会(常会)

質問主意書


質問第六十三号

水産物増産計画に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。

  昭和二十三年四月十五日

小川 友三      

       参議院議長 松平 恒雄 殿



   水産物増産計画に関する質問主意書

一、水産物中、海草であるが、ヨード原素を充分含む海草採取に失業者百万人を動員いたし四方海の日本ではヨードを採取し世界一の産額を上げ貿易に向けるべきで年産十億円程度は容易であるが政府の処見を問う。

二、魚類、貝類も世界的大収穫を樹立し、敗戦後、年々、輸入増加の悪信用をせめてトントンまで引上げるべきであるが、外資導入を叫ぶ芦田首相に輸出増加による外資導入が理想と信ずるが処見を問う。
しからば積極的に水産物より増産する国策につき具体的、統計学的処見を問う。

  右質問に対し御答弁を求む。