質問主意書

第2回国会(常会)

質問主意書


質問第十八号

塩配給に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。

  昭和二十三年一月二十七日

小川 友三      

       参議院議長 松平 恒雄 殿



   塩配給に関する質問主意書

一、国内の塩の製産は四方海国日本のため、昨今は非常に増産になつており、この大部分が闇売り行商人により農家を訪問し、米と交換してすでに一ケ年に及んでおり、農家も目下は塩の大ほう和点に達しておる。一般大衆への現在の塩の配給量を増大する時代が来た、政府は塩の闇売りを中止せしめ、配給用に全力を尽すべきであるが所見を問う。

一、塩製造業者の大部分は目下ストツクに苦しんでおる状態であるが、政府の所見を問う。
 伊豆半島下賀茂地域だけでも何千俵のストツクがあるが、全国平均すると相当の巨額になるが如何。

  右質問に対し御答弁を要求する。