質問主意書

第2回国会(常会)

質問主意書


質問第十一号

在外同胞の所持せる勧業債券及び生命保険に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。

  昭和二十三年一月二十六日

北條 秀一      

       参議院議長 松平 恒雄 殿



   在外同胞の所持せる勧業債券及び生命保険に関する質問主意書

 このことに付て政府は昭和二十二年十一月二十一日内閣参甲第一三号を以て答弁書を送付されたが、研究調査の結果を更めて回答する旨を約束された次第である。然るに爾来二ケ月を経過した今日未だ何等の回答のないことは怠慢と云わねばならぬ。よつて速かに調査の結果を回答されたく、重ねて回答せらるべき点を列記して質問する。

一、勧業債券で外地に割当てたものは何れ位あるか。

二、在外同胞が外地に於て本国の生命保険会社と契約した分は何れ位あるか、全生命保険会社の分をとりまとめて回答されたい。