第2回国会(常会)
質問第九号 日本酒醸造業に関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。 昭和二十三年一月廿一日 小川 友三 参議院議長 松平 恒雄 殿日本酒醸造業に関する質問主意書 一、日本酒醸造業の醸造費用は釘付けで人権費の増大により苦しんでおるが現在の値に対し五割より二倍の値上げすべきであるが政府の所見を問う 二、現在の酒は一升瓶入りである為に木製四斗樽入りの場合は壱割増しの四升を小売の(はかり込み)量として税務署は無税としておる由であるが、四斗に附き四升の差が、瓶詰の場合、無税で市場に出ておる事になるが政府の所見を問う 右質問に対し御答弁を要求する。 |