質問主意書

第1回国会(特別会)

質問主意書


(質問第十八号)昭和二十二年八月二日配付

無用法令の廃除に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。

  昭和二十二年八月一日

姫井 伊介      

       参議院議長 松平 恒雄 殿



   無用法令の廃除に関する質問主意書

 現行法令中には、太政官制以来のものが、累加畳積されて、既に時代的に其の生命を失えるもの、却つて支障になるもの、憲法施行上当然改廃を要するものが甚だ多い。こゝにおいて政府は、永年、封建的、国家主義的立法発令に汚濁せられたる我国の法的体形を、新日本のそれに適応するが如く清新化すると共に、法令の取扱と整理を簡易ならしむるため、適当なる調査機関を設けて、先ず其の無用有弊の法令を速かに廃除するの意思無きや。

  右質問に対し文書答弁を求める。