請願

 

第195回国会 請願の要旨

新件番号 225 件名 医療・介護の負担増の中止に関する請願
要旨  医療や介護の負担が増えている。その内容は、(一)七十歳以上の高齢者の患者負担限度額(高額療養費)を引き上げる(入院等の場合、年収三百七十万円以下の課税世帯は四万四千四百円から五万七千六百円に引上げ)、(二)六十五歳以上の療養病床の患者に対し光熱水費の負担を増やす(月額一万千百円に)、(三)後期高齢者の低所得者などの保険料を一・五~十倍に引き上げるなどである。しかも、「受診するたびに定額の窓口負担」や「薬局で買える薬は保険から外す」など、あらゆる世代を対象とした負担増は引き続き議論される。格差や貧困が広がり、年金制度への不安が募る中、負担はもう限界である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、医療・介護の負担増を中止すること。
 1 受診するたびに定額の窓口負担を上乗せしないこと。
 2 湿布薬、痛み止め、うがい薬、漢方薬などを保険から外さないこと。
 3 七十歳以上の患者負担限度額(高額療養費)を引き上げないこと。
 4 入院時の光熱水費の負担を増やさないこと。
 5 後期高齢者の保険料を引き上げないこと。
 6 介護利用料の引上げを始め、介護分野の負担を増やさないこと。

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