請願

 

第192回国会 請願の内閣処理経過

件名 筋痛性脳脊髄炎の診療体制確立と治験の研究促進に関する請願
新件番号 652 所管省庁 厚生労働省 内閣処理経過受領年月日 H29.5.31
処理要領 一 筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群(以下「ME・CFS」という。)の診療体制を整備するためには、客観的な診断基準を確立し、それに基づく診療が可能となる環境が必要である。そのため、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下「AMED」という。)の障害者対策総合研究開発事業において、血液検査や画像検査等の客観的な方法による病因を把握する研究、診断基準の作成のための研究及び国内外の治療法の評価を行う研究が行われている。
  政府としては、診療体制の整備に必要なこれらの研究を、引き続き支援してまいりたい。
二 ME・CFSについては、有効な治療法が確立されておらず、治療法開発を促進するには、まずは国内外で試みられている様々な治療法の有効性を評価する必要がある。そのため、国外で行われているリツキシマブやアンプリジェン等の治験を含む国内外のME・CFSの治療法について、AMEDの障害者対策総合研究開発事業により、その治療法の有効性等を評価する研究が行われている。
  政府としては、ME・CFSの治療法の開発が促進されるよう、当該研究を引き続き支援してまいりたい。

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