請願

 

第183回国会 請願の要旨

新件番号 859 件名 福島第一原子力発電所の廃炉化に向けた国家プロジェクトの発足に関する請願
要旨  福島第一原子力発電所の事故収束作業は、当事者である東京電力株式会社に委ねられたまま危険な状況が続いており、その中で作業従事者は十分な被ばく管理もされず作業に当たっている。これまで政府に対し、福島第一原子力発電所の事故収束作業を東京電力株式会社から切り離した国家プロジェクトの下で行い、若者よりも被ばくの影響が少ないシニアが少しでも現場作業を肩代わりすべきだと訴え、収束作業への参加を求めてきたが、携わることができていない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、福島第一原子力発電所の事故収束作業を、東京電力株式会社から切り離し、廃炉を目指した国家プロジェクトを発足させる法制化を行うこと。
二、現在、東京電力株式会社が採用している多重下請けを排し、事故収束から廃炉に至る作業管理及び作業従事者の被ばく管理を一元化したマネジメント体制を確立すること。

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