請願

 

第169回国会 請願の要旨

新件番号 3557 件名 児童買春、児童ポルノ禁止法改悪反対に関する請願
要旨  現在、自民、民主、公明党などにおいて児童ポルノの所持、取得を新たに規制・罰則化する、イラスト等の創作物も児童ポルノの範囲に含めるか議論されている。そもそも児童ポルノの厳密な定義を行うことは非常に難しく、その上所持、取得にまで規制・罰則を設けることは、多くの冤罪(えんざい)発生や、捜査権の濫用、プライバシーの侵害や、監視国家化が引き起こされる可能性が高く、市民生活が著しく脅かされることを危惧(きぐ)する。また、イラスト等の被害者の存在しない創作物も、規制・処罰範囲に含めるべきとの議論は、実在する児童を守る、本来の保護法益から外れ、憲法に定められた表現の自由を害する。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、「児童買春、児童ポルノ禁止法」を改正しないこと。

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