請願

 

第166回国会 請願の要旨

新件番号 1194 件名 第九条改憲と改憲手続法案反対に関する請願
要旨  憲法は、日本国民とアジアの人々に惨禍と犠牲を強いた侵略戦争への痛苦の教訓に立って主権在民、恒久平和、基本的人権、国権の最高機関としての国会の地位、地方自治など、民主政治の柱となる条項を定めている。取り分け武力行使の永久放棄や戦力不保持を明記する第九条は、世界に誇るべき平和の原則である。ところが、この憲法を改悪し、戦争する国を目指す動きが激しくなっている。世界的に平和共同体をつくる流れが大きくなっている中、こうした動きは歴史の進歩に逆行する。改憲の手続となる国民投票法案は、公務員や教育者を規制し、マスコミを都合のいいように活用できるようにするなど、世界に例を見ないものである。平和の理念に逆らう第九条破壊とそのための手続法(国民投票法)には反対である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、憲法第九条を変えないこと。
二、国民投票法案は廃案にすること。

一覧に戻る