請願

 

第166回国会 請願の要旨

新件番号 20 件名 改正教育基本法の廃止に関する請願
要旨  教育基本法は教育の憲法と言われるほど重みのある法律である。ところが、政府・与党は、国民に中身を知らせずに密室で法案をつくり、成立させた。改正教育基本法は、国を愛する態度などの徳目を法律で義務付け、強制するもので、これは、思想・信条・内心の自由を保障した憲法に反する。さらに同法は、教育への権力統制を無制限にし、政府の命令どおりの教育を行い、子供たちを競争に追い立てるものである。これは憲法の求める、教育の自主性、自律性、自由を根底から覆すものである。今、政府がやるべきは、改正前の教育基本法をいかした教育を実現することである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、改正教育基本法を廃止すること。
二、改正前の教育基本法が持つ準憲法的な性格にふさわしい教育関連法案の徹底審議を行うこと。

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