新件番号 | 67 | 件名 | 防犯ボランティアの必要経費への支援に関する請願 |
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要旨 | 激増する犯罪を未然に防ぐためには、警察官の増員はもちろん、地域と警察が共に協力し、犯罪の起こりにくい社会を築いていくことが必要不可欠である。既に、全国各地区で無償ボランティアでの町内パトロール等が始められている。これを定着させ、更に根強い組織としていく必要がある。地域を自ら守るということから、ある程度の自己負担も必要であるが、継続的な組織活動を行っていくためには公的な支援が必要である。防犯活動に必要な、被服・交通費など、個人では負担が重い経費に対する支援で、行政や警察任せから、商店街・自治会・消防団・育成会・元気な高齢者などの防犯ボランティア組織が活躍できる地域となる。また、地域住民と警察が手を携えることが可能となり、継続的な防犯活動協力体制となることで、犯罪を撲滅することができる。各都道府県においても、様々な支援を行っている団体もあるが、全国的な課題であることから、国としての支援を講ずることを求める。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、防犯ボランティアの必要経費について次の支援を行うこと。 1 警察への急報機器の設置 テレビ電話等を用意し、タッチすれば、瞬時に警察につながるようにする。 パトロール隊が警察と随時連絡が取れる通信機器 2 防犯パトロールに必要な備品 巡回服・懐中電灯等の備品 3 傷害保険 ボランティア要員の万一の事故に対する傷害保険 4 待機場所の確保に対する費用の一部 空き店舗や自治会館等の施設の一部利用の家賃補助等 |