請願

 

第161回国会 請願の要旨

新件番号 5 件名 改悪年金法の実施を中止し、国民が安心できる年金制度をつくることに関する請願
要旨  一○月から実施されている年金制度改正法は、政府・与党が、さきの国会で、うそとごまかしの説明で押し通し、国会のルールを踏みにじって強行成立させたものである。国会質問で明らかになったように、保険料は際限なく上がり、給付水準は五○%どころか、更に下がり続けるもので、国民生活を根底から脅かす。年金制度の根本問題である、低すぎる給付や、国民年金で保険料を払えない人が一、○○○万人を超すという空洞化の問題も放置されたままである。これでは、国民の年金制度への不信は一層高まり、年金制度そのものが崩壊しかねない。参院選挙後の世論調査でも八割近くが「法律をつくり直すべきだ」と要求している。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、国民のだれもが納得できる年金制度をつくるために、改悪年金法の実施を中止して白紙に戻し、国民的な討論を進めること。

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