だれもが安心して良い医療を受けられることに関する請願：請願の内閣処理経過：参議院

件名	だれもが安心して良い医療を受けられることに関する請願
新件番号	320	所管省庁	厚生労働省	内閣処理経過受領年月日	H17.6.8
処理要領	いわゆる「混合診療」問題については、平成十六年十二月十五日に厚生労働大臣と内閣府特命担当大臣（規制改革、産業再生機構）、行政改革担当、構造改革特区・地域再生担当との間で合意がなされ、国内未承認薬、先進技術及び制限回数を超える医療行為について、一定のルールの下に、保険診療と保険外診療との併用を認める等の改革を実施することとしたところである。　今般の改革は、保険外負担の在り方を根本的に見直し、安全面に十分配慮しながら、患者の切実な要望に迅速かつ的確に対応するものであるが、「必要かつ適切な医療は基本的に保険診療により確保する」という国民皆保険制度の理念を基本に据えたものであり、例えば先進技術について将来的な保険導入のための評価を行い、保険導入手続の透明化及び迅速化を図るなどの措置を講じることとしている。　今後とも、安定的で持続可能な医療保険制度を構築し、将来にわたり国民皆保険制度を堅持してまいりたい。