件名 | 原子力発電等に関する請願 | ||||
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新件番号 | 186 | 所管省庁 | 経済産業省 | 内閣処理経過受領年月日 | H17.6.8 |
処理要領 | 原子力については、安全確保を大前提に、国民の理解を得つつ、一つ一つの課題に着実に取り組むことが重要と認識し、これまでも安全規制、防災対策の実効性の向上及び周辺環境整備の充実強化のために必要な予算措置を講じてきているところであり、今後も必要かつ適切な措置を講じるべく努力してまいりたい。 なお、平成十六年八月九日に発生した関西電力㈱美浜発電所3号機2次系配管破損事故については、国としても重大なものと受け止めており、事故発生直後に設置された事故調査委員会において事故原因の調査と再発防止策の構築に徹底して取り組んできた。本年三月三十日、同委員会による最終報告書がとりまとめられ、政府としても事故の再発防止に全力を尽くしているところである。今後とも、引き続き安全の確保に万全を期するとともに、取組の状況について国民に説明し、信頼の回復に努めてまいりたい。 また、原子力委員会では、新たな原子力長期計画の策定にあたり、これまでに広く国民を対象とした「意見募集」を行ったほか、平成十六年度までに「市民参加懇談会」を二回、「長計についてご意見を聴く会」を二十一回開催してきており、国民各層のご意見を伺った上で、公開の形で会議を実施し、国民の理解とコンセンサスを得るための取組を行いつつ、計画の策定に向けた検討を進めているところである。今後とも国民各層から幅広く意見を伺いつつ検討を進めてまいりたい。 |