請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 2358 件名 年金の大改悪反対、だれもが安心できる年金制度の拡充に関する請願
要旨  政府と自民党・公明党は、昨年末、厚生年金の保険料を毎年引き上げて、一八%以上にする改悪案や国民年金保険料の引上げ計画を明らかにし、年金などの財源として消費税増税を打ち出した。長引く不況の中で、暮らしは医療・年金・介護などの負担が増えて苦しくなるばかりである。今、必要なことは、国民のこれ以上の負担増を抑え、だれもが安心できる年金制度を確立することである。大型公共事業の無駄や軍事費の削減などで財源を確保すれば、消費税の増税なしに、基礎年金への国の負担割合を二分の一に引き上げることができる。また、株式運用やハコモノで大穴を空けたやり方を改め、巨額な積立金を計画的に使うことやリストラを抑え雇用を守り広げることで、国民の負担増を抑えることができる。税金の使い方を変えて、「最低保障年金制度」を創設するなど、だれもが安心できる年金制度の拡充を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、保険料の引上げ・給付の削減などの年金改悪をやめ、安心できる年金制度を確立すること。

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