請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 1944 件名 有事三法案の廃案に関する請願
要旨  国会で審議されている有事三法案は、日本がアメリカと共に戦争をするための法案で、有事に備えるどころか周辺国におびただしい脅威を与え、有事を招きさえする大変危険なものである。人権よりも国家を大事と考え、首相の独断で有事と宣言し、日本全体を非民主主義的にコントロールすることさえ可能にするという法案である。それは、一人一人の人権を尊重し、あらゆる紛争を平和的に解決しようという憲法の精神にも背くことでもある。対話を通して過去を清算し、互いを尊重し協力し合い、良い友人になろうとする姿勢を持ち続けることで、有事は回避できる。暴力では問題を真に解決することはできない。非暴力によって築かれた相互の信頼関係こそ、共生を可能にする。戦争協力を強制する有事法制は要らない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、有事三法案を廃案にすること。

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