請願

 

第213回国会 請願の要旨

新件番号 704 件名 消費税率の五%への引下げと複数税率・インボイス制度の即時撤廃を求めることに関する請願
要旨  新型コロナウイルスの感染拡大と物価高騰が日本経済に重大な打撃を与え、国民の生活・暮らしを大きく圧迫しており、それを支える緊急対策が強く求められている。世界では多くの国や地域が日本の消費税に当たる付加価値税の税率を緊急に引き下げており、日本も消費税引下げに踏み出すべきである。二〇二三年十月から始まったインボイス制度は、消費税率の変更を伴わない増税策で非課税業者を締め出す制度である。シルバー人材センターの会員やフリーランス、声優、一人親方など弱い立場の人に消費税負担を求めれば格差はますます広がる。内部留保を保有する大企業や富裕層に応分の負担を求めることで、社会保障の財源は確保できる。生活費には課税せず、能力に応じて負担する税制に切り替えるべきである。
 ついては、新型コロナ禍や物価高を克服し国民の命と生活を守るため、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税を五%に引き下げること。
二、消費税の「複数税率」と「インボイス制度」は直ちに廃止すること。

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