請願

 

第213回国会 請願の要旨

新件番号 2 件名 憲法改悪を許さないことに関する請願
要旨  岸田首相は、党総裁任期中の改憲を実現すると繰り返し改憲への強い意欲を示している。自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党など改憲推進勢力は、憲法に緊急事態条項を創設して国民の選挙権を停止し、国会議員の任期をお手盛りで延長できる改憲を狙っている。この緊急事態条項改憲は、二〇二二年十二月に閣議決定した敵基地攻撃能力保有、大軍拡を内容とする安保三文書実行のため、自民党などが狙う第九条への自衛隊明記の改憲とともに民主主義や人権を封じ、戦争する国へと国の形を根底から変えてしまう改憲である。戦争と軍拡に反対し、憲法をいかして貧困や差別のない社会、平和と民主主義、人権が守られる社会を求め、あらゆる憲法改悪のたくらみに反対する。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、自民党が提唱する憲法第九条に自衛隊を書き込むことなどの改憲四項目に反対すること。
二、憲法をいかし、平和・民主主義、人権、環境、暮らし・医療・公衆衛生などの向上を実現する政治を行うこと。

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