第122回国会(臨時会)
質問第二号
自衛のための必要最小限度の武力の規模に関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。 平成三年十一月八日 翫 正敏
自衛のための必要最小限度の武力の規模に関する質問主意書 政府は、自衛のための必要最小限度の武力を保有できるという見解を採っているが、その規模(言い換えれば、必要最小限度の自衛力の上限)に関しては明確にしていない。よってこの点を明らかにするために以下質問する。 一 必要最小限度の自衛力の規模について 1 憲法上認められた必要最小限度の自衛力の規模には上限が存在するのか。存在するのであれば、上限は何によって定められるのか明らかにされたい。
二 必要最小限度の自衛力と防衛計画の大綱との関係について 1 防衛計画の大綱が定める防衛力は、政府が平素から言う必要最小限度の自衛力を満たすものなのか。
右質問する。 |