新件番号 | 443 | 件名 | 生活保護老齢加算を元に戻すことに関する請願 |
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要旨 | 生活保護を受けている七〇歳以上の高齢者などに支給されていた老齢加算が二〇〇六年に廃止された結果、月々の保護費は二〇%前後減り、保護費を減らされた人たちに深刻な影響が出ている。この国では、全ての人に「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」(憲法第二十五条)を保障している。加算の廃止による生活保護基準の切下げは、最低賃金や年金、住民税の課税基準、就学援助の適用基準などの引下げにつながり、国民生活全体の水準を押し下げる。鳩山内閣(当時)は、母子加算を復活させ、継続することを決めた。母子加算も老齢加算も、それぞれの一般世帯と生活保護世帯の消費支出の比較という同じ理由で廃止された。母子加算を復活させて、老齢加算を復活させない道理はない。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、生活保護の老齢加算を元に戻すこと。 |