新件番号 | 1377 | 件名 | すべての子供たちに対する行き届いた教育を進めることに関する請願 |
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要旨 | すべての父母・教職員はどの子も豊かに健やかに育ってほしいと願っている。しかし、中途退学、不登校、非行、学力の低下など子供たちの現状は深刻なものとなっている。それだけに教職員を増やし、学級規模を縮小して子供たち一人一人を大切にする行き届いた教育を保障することが重要になっている。また教育費の父母負担も年々多くなっている。教育予算の大幅な増額は切実な願いである。 ついては、未来に生きる子供たちのため、次の事項について実現を図られたい。 一、国の責任で小中高の三〇人以下学級(職業科二五人、定時制二○人)を早期に実現すること。複式学級を解消すること。 二、私学助成の国庫補助制度を守り、私学助成を大幅に増額すること。特に、経常費二分の一助成、授業料直接助成、施設設備費助成を実現すること。 三、義務教育費の国庫負担金削減を中止し、制度を堅持すること。 四、行き届いた教育を進めるためすべての学校の教職員を増やすこと。私学には専任教職員を増やすための特別の措置を講じること。 五、長期不況下の子供の就・修学保障のために公立・私立の児童・生徒への就・修学援助、授業料減免制度、奨学金制度などを充実すること。 六、希望するすべての子供たちに、高校教育を保障すること。 七、障害児に行き届いた教育を保障するために、障害児学級を増設し障害児学校を新設すること。また、通常学級に在籍する障害児の教育条件を整備すること。 八、教育費減税を始め、教育費の父母負担を軽減すること。 九、子供たちの命と安全を守るために、学校の施設・設備を改善すること。 |