参議院ODA調査派遣第1班
令和8年9月13日~9月19日
参議院は、ODA調査派遣第1班(団長古川俊治議員、東野秀樹議員、三上えり議員及び白川容子議員)を、令和8年9月13日(日)から9月19日(土)まで、カンボジア王国及びラオス人民民主共和国に派遣しました。
カンボジア王国では、日本とカンボジアの人的交流拠点であり、カンボジアの産業人材育成を図るカンボジア日本人材開発センター(CJCC)(無償資金協力、技術協力)、同国随一の工学系高等教育機関であり、我が国が施設機材の整備や教育体制の構築等の支援を行っているカンボジア工科大学(ITC)(無償資金協力、技術協力)、救急医療体制の整備、非感染症疾患への対応強化のために設立されたサンライズジャパン病院(海外投融資)、同国唯一の大水深港であり、コンテナターミナルの整備、拡張、税関機能の強化に取り組むシハヌークビル港(円借款、無償資金協力、技術協力)、農村部貧困地域の農業生産性の向上並びに洪水被害の軽減を図るプノンペン南西部灌漑・排水施設(円借款)、同国における地雷除去の実施機関であるカンボジア地雷対策センター(CMAC)(無償資金協力、技術協力)、同国初の4年制教員養成大学であり、小中学生の理数科の学びの改善のため教官の指導能力強化等を行っているプノンペン教員養成大学(PTEC)(無償資金協力、技術協力)をそれぞれ視察しました。
また、チアン・ラー保健大臣、トーン・ワタナー上院第二副議長と会談し、高齢者医療、介護等に関する問題、人材育成の重要性等について意見交換を行いました。さらに、カンボジア日本人会、カンボジアで活躍するJICA専門家、JICA海外協力隊員、カンボジア日本商工会、JETRO、日本留学経験者等と意見交換を行いました。
ラオス人民民主共和国では、首都ビエンチャン地域の拠点となる医療機関であり、医療サービスの向上及び医師・看護師の研修環境向上に取り組むセタティラート病院(無償資金協力、技術協力)、タゴン地区の農作物の増産及び農業生産性の向上を図るタゴン農場灌漑施設(無償資金協力)、同国における民事法や刑事法の法理論研究、法学教育・法曹養成・実務研修を行う法の支配発展促進プロジェクト(技術協力)、同国における障害者の社会参加促進及びスポーツ・文化事業等の振興並びに都市環境整備への寄与のため、我が国が施設の改築、機材の整備等を実施するチャオ・アヌウォン・スタジアム(無償資金協力、技術協力)、首都ビエンチャンの都市化の進展に伴う水需要の増大に対応するため、我が国が浄水場の拡張・建設、送配水管の改修・敷設等の支援を行っているチナイモ浄水場(円借款)、同国における教育環境の整備と産業界のニーズに合った工学人材の育成に取り組むラオス国立大学工学部(無償資金協力)、急増する空港旅客需要に対応した旅客ターミナルビルの拡張並びに誘導路及びエプロンの補修等を実施しているビエンチャン国際空港(円借款、無償資金協力、技術協力)をそれぞれ視察しました。
そのほか、不発弾の被害により、義肢義足が必要な障害者への支援を行っているCOPE(義肢装具協同事業体)ビジターセンターを視察しました。
また、ポーサイ・カイカムピトゥーン国民議会外務委員長兼ラオス日本友好議員連盟会長、バイカム・カティニャ保健大臣と会談し、日本とラオスの議会間を含めた交流の強化、医療人材の確保及び能力強化等について意見交換を行いました。さらに、ラオス日本人商工会議所、ラオスで活躍するJICA専門家等と意見交換を行いました。



