参議院重要事項調査派遣第3班
令和8年9月13日~9月19日
本議員団は、令和8年9月13日から19日までの7日間、エストニア共和国及びフィンランド共和国におけるエネルギー安全保障等に関する実情調査並びに両国の政治経済事情等視察のため、両国を訪問しました。
エストニア共和国においては、気候省にスットエネルギー環境大臣を訪問し、同国におけるエネルギーの「脱ロシア化」を中心としたエネルギー安全保障の取組、オイルシェールを使った火力発電からの転換、原子力発電の導入等について会談を行いました。その後、外務省にシニロー気候外交・連結局長を訪問し、エネルギーのロシア依存からの脱却の経緯、気候変動問題、原子力人材の確保等について意見交換を行いました。
また、トームペア城にあるエストニア議会(リーギコグ)を訪問し、カダスティック議員、レイナース議員、ルースマン議員、ウイボ議員及びヴォルクラエフ議員らエネルギー政策関係の議員とエストニアにおける原子力発電導入の経緯、国民理解の形成等について意見交換を行いました。その後議場を視察し、議員から歓迎の拍手を受けました。
さらに、グリーナジー・データセンター及び国営電力会社のエースティ・エネルギア社を訪問し、データセンターのエネルギー確保策、データセンターと地域社会との共生、エストニアの電力事情等について視察及び意見交換を行いました。
次にフィンランド共和国においては、まず同国議会を訪問し、ユンニラ経済員会委員長、フィンランド・日本友好議員連盟会長のロフストロム議員、スキンナリ外務委員会委員とエネルギー安全保障、原子力発電及び高レベル放射性廃棄物最終処分場オンカロへの国民理解・合意形成プロセス等について意見交換を行いました。
また、オルキルオト原子力発電所の中低レベル放射性廃棄物地下処分場を視察し、その後、同発電所及びオンカロ立地自治体のエウラヨキ町のラカニエミ町長、ショーマン町議会議長、ヴァイトマー町理事会会長、ヤロネン町理事会委員と同町が高レベル放射性廃棄物最終処分場に選定された経緯、自治体財政への影響、地域住民の合意形成等について懇談を行いました。
さらに、経済雇用省にプイスト経済大臣を表敬訪問し、フィンランドにおけるエネルギーの「脱ロシア化」を中心としたエネルギー安全保障の取組等について会談するとともに、クーヴァエネルギー局副局長とエネルギー不足時の国家緊急供給庁の役割、CO2吸収源としての森林の管理状況等について懇談を行いました。



