質問主意書

第221回国会(特別会)

質問主意書

質問第七三号

リニア中央新幹線神奈川県駅を核とした首都圏南西部における広域交流・成長拠点構想に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  令和八年七月十四日

牧山 ひろえ


       参議院議長 関口 昌一 殿



   リニア中央新幹線神奈川県駅を核とした首都圏南西部における広域交流・成長拠点構想に関する質問主意書

 政府は、リニア中央新幹線を我が国の国土強靱化及び経済成長を支える国家的プロジェクトとして位置付け、その整備を推進している。神奈川県相模原市緑区橋本に設置されるリニア中央新幹線神奈川県駅(仮称)(以下「神奈川県駅」という。)は、首都圏と中京圏を結ぶ新たな広域交通結節点となることが期待されるとともに、首都圏南西部における広域交流・成長拠点として大きな可能性を有している。

 その効果を最大限に発揮するためには、駅周辺の整備に加え、研究開発機能や先端産業、業務・交流機能の集積、広域交通ネットワークの充実及び地域産業との連携を一体的に推進することが重要である。また、相模原市等は、小田急多摩線を唐木田駅から相模原駅・上溝駅方面へ延伸する構想を進めており、リニア中央新幹線との広域交通ネットワークの形成が期待されている。

 以上の観点から、神奈川県駅を核とした首都圏南西部における広域交流・成長拠点の形成について、以下質問する。

一 政府は、神奈川県駅を、我が国の国土形成及び首都圏南西部における広域交流・成長戦略の中でどのように位置付けているか示されたい。

二 神奈川県駅の整備効果を首都圏南西部へ波及させるためには、広域交通ネットワークの充実が不可欠である。鉄道、道路及びバス交通を含めたアクセス向上についてどのような方針で取り組むか示されたい。

 また、相模原市等が推進する小田急多摩線の延伸構想について、神奈川県駅へのアクセス強化及び首都圏南西部の広域交通ネットワーク形成の観点から、どのように認識しているか示されたい。

三 神奈川県駅は、神奈川県のみならず首都圏南西部の発展を牽引する広域交通結節点であり、今後の国土形成において重要な役割を担うものと考える。

 政府は、神奈川県駅周辺を首都圏南西部における広域交流・成長拠点として位置付け、相模総合補給廠一部返還地を利用したまちづくり、企業誘致、小田急多摩線延伸構想を含む交通アクセスの強化、デジタルインフラ整備及び産業集積を総合的に推進する考えはあるか示されたい。また、そのための財政支援及び関係府省庁が連携した推進体制を構築する考えはあるか示されたい。

  右質問する。