新件番号 | 699 | 件名 | 保育を必要とする子供たちへの国からの補助に関する請願 |
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要旨 | 無認可保育所は、産休明けや緊急一時保育、延長保育、障害児保育、育児相談など保育ニーズにこたえ、地域になくてはならない保育所として、先駆的役割を果たし、急増している待機児童の受皿としても役割を果たしている。少子化・人口減少の中、保育所に入りたくても入れない待機児童解消は最も重要な課題の一つであり、保育に欠ける入所条件の見直しや直接契約方式の導入など、安上がりな制度改革が行われようとしている。無認可保育所は、子供を保育するという公的な仕事をしているにもかかわらず、直接契約・補助金なしという自由競争の中に置かれてきた。現行保育制度は、無認可保育所にいる二二万人の子供たちの人権すら守れない制度であり、制度を解体する改革ではなく、拡充させ、保育を必要とする子供に対し、公的保育が保障されなければならない。 ついては、無認可保育所にいる子供たちの発達保障・権利保障のため、次の事項について実現を図られたい。 一、児童福祉法に基づき、無認可保育所で保育されている子供たちに国が公的保障をすること。 二、認可を希望する無認可保育所に対し、自治体が積極的に援助するよう指導すること。 |