新件番号 | 487 | 件名 | 牛海綿状脳症(BSE)対策のための緊急措置法の制定に関する請願 |
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要旨 | 日本国内におけるBSE(牛海綿状脳症)の発生は、牛肉の安全性について消費者に大きな不安を与えた一方で、牛肉価格の暴落などにより、畜産業の経営を困難にしている。こうした事態を招いたのは、政府がヨーロッパにおけるBSEの発生状況を十分把握していたにもかかわらず、汚染された肉骨粉の輸入、牛への給与を法的に禁止しなかったことに原因がある。このため、政府は検査前の牛肉等を市場から完全に回収するとともに、感染経路を特定し安全な生産環境を整備する必要がある。また、畜産業者だけでなく、加工・流通業者や飲食店経営者なども経営の危機に立たされていることから、安全でおいしい牛肉及び牛肉製品を提供できるよう、一刻も早く安心して経営を続けられる環境の整備が求められている。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、「BSE緊急措置法」を速やかに制定すること。 |