医療費に対する国民負担の引上げ反対等に関する請願：請願の要旨：参議院

新件番号	6	件名	医療費に対する国民負担の引上げ反対等に関する請願
要旨	政府は国民の医療費負担を増大させる一方で、医療費に対する国の負担を削減している。経営の破綻（はたん）した企業・銀行への公的支援や公共事業による無駄を見直せば、医療保険の財源を確保することは可能である。また、社会保障の充実により国民の将来への不安を解消することが日本経済の再建に不可欠である。　ついては、次の事項について実現を図られたい。一、医療保険に対する国庫負担を増額し、これ以上の医療費負担の引上げを行わないこと。　１　高齢者の医療費負担を二〜三倍に引き上げないこと。　２　健保本人の三割負担、大病院通院においては五割負担の計画を撤回すること。　３　差額ベッドなどの保険外負担を拡大しないこと。　４　国民健康保険料滞納者の保険証の取上げをやめ、医療を受ける権利を奪わないこと。