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参議院の動き

参議院ODA調査派遣第4班

平成29年1月15日~1月21日

 参議院は、ODA調査派遣第4班(団長山下雄平議員、大沼みずほ議員、宮沢由佳議員及び石井苗子議員)を、平成29年1月15日(日)から1月21日(土)まで、ウズベキスタン共和国に派遣しました。同国では、タシケント、サマルカンド及びタリマルジャンにおいて、我が国ODAの実施状況や裨益効果等について案件視察を行ったほか、政府・議会要人等と意見交換を行いました。

 タシケントでは、日本語教育に係る青年海外協力隊員が派遣されているウズベキスタン国立世界言語大学、リンゴ栽培技術の近代化による農家の生計向上事業を実施するタシケント農業大学試験場(草の根技術協力)、市場経済体制移行支援の一環としてのビジネス教育事業や日本語教育事業、文化・人的交流を通じた相互理解促進事業を実施するウズベキスタン日本人材開発センター(技術協力プロジェクト)、老朽化が激しい劇場機材の更新について音響、照明及び視聴覚機材が供与されたアリシェル・ナボイ国立アカデミー・ボリショイ劇場(一般文化無償)、理学療法士及び障害児・者支援に係る青年海外協力隊員が派遣されている国立小児精神神経病院、日本語教育・日本研究体制の強化について視聴覚機材が供与されたタシケント国立東洋学大学(草の根文化無償)、乳がんの早期診断体制の強化についてデジタルマンモグラフィ機材が供与された国立がん研究センター(草の根無償)を視察しました。また、カミーロフ外務大臣、ガニーエフ対外経済関係投資貿易大臣、サファーエフ上院第一副議長、ジャリーロフ下院国際問題・議会間交流委員長及びアジーモフ副首相を訪問し、我が国の対ウズベキスタン援助の在り方、日本・ウズベキスタン議会間交流の重要性等についてそれぞれ意見交換を行ったほか、現地日系企業関係者及びJICAボランティア(青年海外協力隊員及びシニア海外ボランティア)とそれぞれ意見交換を行いました。

 サマルカンドでは、保育・教育環境の改善について教室家具や給食設備等が供与されたサマルカンド市第20番幼稚園(草の根無償)、保健環境の改善について理学療法機材が供与されたサマルカンド州障害者リハビリテーションセンター(草の根無償)、観光に係る青年海外協力隊員が派遣されているサマルカンド経済サービス大学附属観光案内センターを視察するとともに、青年海外協力隊員と意見交換を行いました。

 タリマルジャンでは、円借款とアジア開発銀行との協調融資により、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた、コンバインド・サイクル・ガスタービン(日本製)を導入したタリマルジャン火力発電所を視察しました。

ウズベキスタン日本人材開発センター視察(タシケント)(平成29年1月15日~1月21日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけます ウズベキスタン日本人材開発センター視察(タシケント)

サマルカンド州障害者リハビリテーションセンター視察(サマルカンド)(平成29年1月15日~1月21日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけます サマルカンド州障害者リハビリテーションセンター視察(サマルカンド)

タリマルジャン火力発電所視察(タリマルジャン)(平成29年1月15日~1月21日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけます タリマルジャン火力発電所視察(タリマルジャン)