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ウクライナ最高会議議長一行参議院訪問
平成24年3月8日
平成２４年３月８日（木）、衆議院の招待により来日したヴォロディミル・リトヴィン・ウクライナ最高会議議長一行が、参議院を訪問し、議長応接室にて、平田議長及び尾辻副議長と懇談を行いました。
平田議長は、昨年の東日本大震災の際にウクライナから寄せられた支援へのお礼と、今般の欧州の大寒波によりウクライナで多数の死者が出たことに対しお見舞いの言葉を述べるとともに、両国の国交樹立から２０年という記念すべき年である本年に議長の２度目の訪日が実現したことは非常に意義深いことである旨述べました。また、今回の訪日をきっかけとして、両国の議会間交流が一層発展し、両国関係がさらに強化されることを願う旨述べました。
これに対し、リトヴィン議長は、ウクライナはチェルノブイリ原子力発電所事故を経験しており、ウクライナと日本は原子力安全の分野について協力が可能であり、今後、両国で原子力安全問題について会議を行うことを提案したい旨述べました。また、経済、省エネルギー、農業等様々な分野での日本との協力関係を拡大したい旨述べました。
その後、福島第一原子力発電所の事故処理と再発防止に向けた協力等に関し意見交換が行われました。