1. トップ >
  2. 参議院の動き >
  3. 平成20年の参議院の動き >
  4. 参議院ODA調査派遣第3班

参議院の動き

参議院ODA調査派遣第3班

平成20年8月17日~25日

ドイツ技術協力公社訪問(平成20年8月17日~25日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけます ドイツ技術協力公社訪問

スウェーデン国際開発協力庁での意見交換(平成20年8月17日~25日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけます スウェーデン国際開発協力庁での意見交換

参議院は、ODA調査派遣第3班を、8月17日(日)から25日(月)まで、ドイツ及びスウェーデンに派遣しました。これまでのODA調査は、途上国を中心に援助案件の視察を行ってきました。今回の調査は、新たな試みとして、近年、主要先進国の援助政策が大きく変化している状況を踏まえ、両国の援助機関との意見交換を通じて、今後の日本のODA政策をめぐる国会での議論を深めることを目的として行われました。

ドイツでは、援助政策の企画・立案を行う経済協力開発省(BMZ)、援助実施機関としては技術協力を担当する技術協力公社(GTZ、日本のJICAに相当)及び資金協力を担当する復興金融公庫(KfW)グループのKfW開発銀行(日本の国際協力銀行に相当)等を訪問しました。

スウェーデンでは、援助政策の企画・立案を行う外務省及び援助実施機関である国際開発協力庁(Sida)を訪問しました。また、平和構築の人材育成の研修機関であるフォルケ・ベルナドッテ・アカデミー、スウェーデン最大のNGOであるフォーラム南(Forum Syd)を訪問しました。

今回の調査では、ドイツ、スウェーデンの両国が共に、援助額を増額する一方で、援助理念の明確化や援助の質や効率性を向上させるための援助対象国の絞り込み、援助に対する国民の理解を深めるための施策、民間の技術を援助分野に活用するための官民連携などに積極的に取り組んでいる実情を知ることができました。

(参考)
派遣概要
ODA調査