平成20年2月2日~14日
参議院では、ODA調査のための議員団第4班を、2月2日(土)から14日(木)まで、カメルーン、エチオピア、南アフリカ及び英国に派遣しました。今回の派遣は、アフリカ諸国における案件視察及び意見交換に加え、貧困削減を掲げて援助の国際的な潮流をリードしている英国の援助政策等をめぐる意見交換を行うことを目的として行われました。
カメルーンでは、「日本の小学校」として現地で有名な小学校建設(無償資金協力)、零細漁業センター(同)、ボジョンゴ村感染症・エイズ予防医療センター(草の根無償資金協力)、ドアラ港コンテナ・ターミナル(有償資金協力)を視察するとともに、財務大臣、計画大臣等と意見交換を行いました。
エチオピアでは、農民支援体制強化計画による農民研究グループ(技術協力プロジェクト)、地下水開発訓練センター(同)を視察するとともに、英国国際開発省エチオピア事務所、アフリカ連合本部で貿易委員、安全保障局長、フォスタープラン協会、経済開発担当大臣と意見交換を行いました。
南アフリカでは、セント・ジェームス小学校(草の根無償資金協力)を視察するとともに、全国州評議会(上院)議長、下院副議長、外務副大臣、科学技術副大臣、在南アフリカ中国大使と意見交換を行いました。
英国では、オックスファム、外務省、国際開発省と意見交換を行いました。