参議院の動き

温家宝中国首相歓迎会

平成19年4月12日

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公賓として来日された温家宝・中華人民共和国国務院総理が平成19年4月12日(木)、国会を訪問しました。両院議長主催による歓迎会が衆議院議場において行われ、温家宝首相が国会演説を行いました。

河野衆議院議長は歓迎の挨拶で、温首相を中国首脳として22年ぶりに国会にお迎えでき、心から歓迎すると述べました。温首相は、昨年10月の安倍首相の中国訪問が氷を割る旅だったというならば、私の今回の訪問は氷を溶かす旅となるよう願うとし、歴史を鑑として未来を切り開くため共に努力したい旨述べました。最後に、扇参議院議長が、昨年中国を公式訪問した際の胡錦濤国家主席の「『政熱経熱』を生じさせたい」との言葉を体現する温首相の訪日は高く評価される、両国及び両国民の友好と友情が永遠に深まっていくことを願っている、と挨拶を述べました。

また、国会演説に先立ち、扇議長と温首相との会談が参議院議長応接室で行われました。扇議長は、先月、参議院で第1回日中議員会議を開催し全人代と活発な意見交換を行ったばかりであり、熱気の冷めない良いタイミングで温首相をお迎えできたと述べました。温首相は、議会の定期交流メカニズム構築は素晴らしいことであり、交流を通じて相互理解と友好の促進につながると述べました。