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参議院の動き

扇参議院議長一行の中国訪問

平成18年10月15日~17日

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呉邦国委員長との会談(覚書署名式)

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胡錦濤国家主席との会談

扇参議院議長一行は、中華人民共和国全国人民代表大会(全人代)常務委員会委員長の招待により、同国を公式訪問しました。

平成18年10月16日(月)、扇議長一行は、北京の人民大会堂において、呉委員長と会談し、参議院と全人代との定期交流メカニズム創設について合意しました。

会談において、呉委員長は、「全人代との交流を更に高いレベルに上げる扇議長の訪問は、大変重要であり、歓迎する。先の安倍総理の訪中は広範なコンセンサスを達成し、これを高く評価しており、その直後に扇議長が訪中されたことを中国としては極めて重視している。」と発言しました。扇議長は、「21世紀の両国議会交流の新たな一頁を開くもの。滞りがちだった心を爆発させる思いで、スピードアップしてメカニズムを作動させ、第1回の交流をできれば年内にも行いたい。」と述べ、これに対し、呉委員長は、「第1回の交流については積極的に検討したい。」と応えました。このほか、日中関係のあり方、北朝鮮問題、広範な分野での交流・協力強化等について活発な意見交換が行われ、扇議長は、「調和のある日中関係の構築に、議会間交流の果たし得る役割は大きく、今回の署名は意義深いと確信している。」と述べました。

扇議長一行は、ほかに、15日(日)に路甬祥全人代常務委員会副委員長、16日(月)に賈慶林全国政治協商会議主席、曾慶紅国家副主席、17日(火)には、胡錦濤国家主席と会談を行いました。日中両国が、経済のみならず政治の分野でも交流をより一層緊密にし、「政経両熱」の関係をもたらせられればよい等、活発な意見交換がなされました。