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第193回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会

平成29年6月9日(金) 第5回

1. 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査(北方領土問題に関する件)

【参考人】

  • 北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会会長・根室市長 長谷川 俊輔 君
  • 公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟理事長 脇 紀美夫 君
  • 法政大学法学部教授 下斗米 伸夫 君
  • 新潟県立大学政策研究センター教授 袴田 茂樹 君

【質疑者】

  • 松川 るい 君(自民)
  • 徳永 エリ 君(民進)
  • 竹谷 とし子 君(公明)
  • 紙 智子 君(共産)
  • 儀間 光男 君(維新)
  • アントニオ猪木 君(無ク)
  • 糸数 慶子 君(沖縄)

【主な質疑項目】

  • 人的交流や共同経済活動等によるロシアにおける日本のプレゼンスの積み上げを通じて領土問題の進展を目指す新しいアプローチの有効性
  • 北方領土問題についての博物館や拠点を作るなど発信力を高める取組の必要性
  • 北方領土問題に関する主張や北方領土におけるロシアによる軍備増強への対応が従来の我が国の立場より後退している可能性
  • 北方四島における共同経済活動や北方墓参などに関する元島民の政府への要望の重点事項
  • 北方四島の返還実現に向けて国が取り組むべき重点事項
  • 羅臼におけるロシアとの間の漁業問題及び日露共同経済活動において隣接地域として期待すること
  • 根室における、医療環境の課題及び日露共同経済活動に向けた医療施設の協力の在り方
  • 元島民の財産権の問題に対する国の取組の在り方
  • 日露双方がそれぞれの正義を何度主張し合っても北方領土問題は解決できないとの安倍総理の主張が領土問題の棚上げにつながる懸念
  • 日露共同経済活動が隣接地域の振興につながるよう領土問題に正面から取り組む必要性
  • エリツィン政権時代に日露間で検討された共同経済活動が立ち消えとなった要因
  • 北方領土問題が長年動かなかった理由及び望ましい解決策
  • 日米安保が障壁となって日露平和条約が結べないことが、北方領土問題におけるロシア側の交渉姿勢の背景にあるとの見方に対する見解
  • 北方領土問題を進展させる上で主権の問題を決着させることの必要性
  • 共同経済活動を進める中で北方領土に日露の共同居住区を設けることの是非
  • 北方領土返還の礎として、日米露3か国間で現実的な協力を進めることの重要性
  • 海洋牧場のような日露双方にメリットのある方法で北方四島周辺海域での漁業権問題に取り組むことの是非
  • 日露間の文化交流、スポーツ交流の重要性とその在り方
  • 国民性や人的交流の歴史を踏まえたロシア人との付き合い及び対露外交の重要性とその在り方
  • 日露共同経済活動に対する要望の中で隣接地域として最も優先順位や期待が高いもの
  • 千島連盟が元島民を対象に実施している援護対策事業のうち多く寄せられている相談の内容
  • サハリン州政府とロシア中央政府との力関係、墓参や自由訪問の出入域手続等においてロシア側の態度が硬化している背景
  • 北方領土交渉が日露首脳の個人的関係に依存しすぎていることへの懸念、領土問題への取組における政府内の一体性の有無
  • ロシアの今後の動向を見ていく上で鍵となる人物及び注意すべき要因