委員会・調査会・憲法審査会質疑項目

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第193回国会 法務委員会

平成29年6月13日(火) 第18回

1. 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案(閣法第64号)

○参考人に対する質疑

【参考人】

  • 日本大学危機管理学部教授 福田 充 君
  • 弁護士 山下 幸夫 君
  • 一橋大学名誉教授・弁護士 村井 敏邦 君

【質疑者】

  • 元榮 太一郎 君(自民)
  • 真山 勇一 君(民進)
  • 佐々木 さやか 君(公明)
  • 山添 拓 君(共産)
  • 東 徹 君(維新)
  • 糸数 慶子 君(沖縄)
  • 山口 和之 君(無)

【主な質疑項目】

  • テロ等準備罪の構成要件に対する見解
  • 隠れみのを使った組織的犯罪集団に対する捜査に一般人が巻き込まれる可能性
  • テロ等準備罪創設及び国際組織犯罪防止条約締結のテロ対策としての有効性
  • 本法案の実行準備行為は米国のオーバートアクトより厳格との政府説明に対する見解
  • 現行法の陰謀罪・共謀罪に関して内心の自由を侵害するという議論の有無
  • テロ等準備罪と警察の情報収集活動の関係
  • テロ対策のために277の罪をテロ等準備罪の対象とする必要性

○政府に対する質疑

【質疑者】

  • 小川 敏夫 君(民進)
  • 有田 芳生 君(民進)
  • 福山 哲郎 君(民進)
  • 山添 拓 君(共産)
  • 東 徹 君(維新)

【主な質疑項目】

  • 組織的犯罪集団と共謀した段階で一般人もテロ等準備罪の処罰対象になる可能性
  • テロ等準備罪の成立要件
  • 組織的犯罪集団の周辺者の意義
  • 本法案によって嫌疑のない者に対する捜査が合法化され個人情報が収集される可能性
  • テロ等準備罪における主体の範囲
  • ハイジャック防止法における予備罪の解釈
  • 従来の組織性の認定と組織的犯罪集団の解釈拡大への懸念