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第170回国会 法務委員会
平成20年11月27日(木) 第5回
1. 国籍法の一部を改正する法律案(閣法第9号)
○参考人に対する質疑
【参考人】
中央大学教授 奥田安弘 君
弁護士・日本弁護士連合会家事法制委員会副委員長 遠山 信一郎 君
【質疑者】
松岡 徹 君(民主)
丸山 和也 君(自民)
木庭 健太郎 君(公明)
仁比 聡平 君(共産)
近藤 正道 君(社民)
【主な質疑項目】
国籍法違憲最高裁判決の背景にある社会の変化
認知無効確認の訴えを所管官庁に認めたドイツ民法改正の背景
DNA鑑定の義務付けの人権侵害可能性
国籍取得の際に届出、受理時の調査、DNA鑑定等の負担を課すことの当否
戸籍制度の位置付け
重国籍容認の是非
非嫡出子の相続分を定めた民法900条の規定に関する意見
国籍法違憲最高裁判決の射程範囲
仮装(偽装)認知の防止策
国籍法違憲最高裁判決が国際人権規約・児童の権利条約に触れた点に対する評価
平成7年の非嫡出子相続分に関する合憲判決と国籍法違憲判決の関係
国際人権規約及び児童の権利条約から見た国籍取得権の考え方
○政府に対する質疑
【質疑者】
白 眞勲 君(民主)
田中 康夫 君(民主)
松野 信夫 君(民主)
丸山 和也 君(自民)
山谷えり子 君(自民)
木庭 健太郎 君(公明)
仁比 聡平 君(共産)
近藤 正道 君(社民)
【主な質疑項目】
我が国に居住する外国人との共生に関する法務大臣の認識
重国籍を認めず、血統主義を採用し、永住外国人の地方参政権を認めていない先進国の有無
国籍取得の届出に際してDNA鑑定を任意で提出することの当否
認知の意義について国民に周知徹底する必要性
DNA鑑定の義務付け等を内容とする本法案修正の必要性
今回の国籍法改正の検討開始時期と国籍法違憲判決との関連性
本法案の経過措置の内容とその範囲の妥当性
偽装婚姻等の最近の件数
国籍法違憲最高裁判決に対する評価
国籍法の採用する血統主義の内容
本法案により重国籍者が生じる可能性と重国籍問題に関する検討の必要性
国籍法違憲判決において最高裁が原告に国籍を付与したことと三権分立の関係
本法案が成立した場合に政省令で義務付けを予定している書類及び手続
仮装(偽装)認知防止の重要性と本法案を慎重に審議する必要性
所管官庁に認知無効確認の訴えを認めたドイツ民法の規定の内容とその当否
本法案の内容について周知徹底する必要性
国籍法3条1項の婚姻要件の削除と仮装(偽造)認知防止の関連性
国籍取得を希望する者に対して新たな要件を課すことの有無
改正後の省令、通達等が国籍取得申請者に新たな負担を課すおそれ
裁判官に対する国際人権法の研修、教育の必要性及びその現状
民法772条適用の場合にもDNA鑑定を採用する必要性
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